2019年7月4日、表参道ヒルズに日本初のウェルフードマーケット&カフェ「imperfect表参道」がオープンします。「imperfect(不完全)」というインパクト大のネーミングのカフェ、一体どんなメニューを用意しているのでしょうか。そもそも、ウェルフードって?
なぜ「imperfect(不完全)」?
店名の「imperfect」には、この世界の「不完全」な部分に目を向け、たとえ「不完全」な取り組みだとしても、自分たちで出来ることから少しでも世界と社会をよくしていこう、というメッセージが込められています。
ここで「imperfect」が指摘する世界の「不完全」とは、たとえば、いまだ残るチョコレートやコーヒーの素材の産地で起きている森林破壊や、低賃金労働といった問題です。私たち先進国の生活者が楽しんでいるグルメやファッションは、発展途上国の生産者の貧困や差別、環境問題と無縁ではありません。
「imperfect表参道」では、生産者が抱える課題を、生活者も一緒になって考えていくことを呼びかけます。
ウェルフードってなに?
そんな「imperfect表参道」で提供するのは、「社会的価値と環境的価値の高い取り組みを通じて生産されたナッツ/スパイス/カカオ/コーヒーなどの素材」を使用したフードやドリンク。つまり「imperfect表参道」の商品は、森林の保全に配慮しながら栽培されたカカオを使ったチョコレートや、農家の自立を支援する活動を通じて生産されたコーヒー豆で淹れたコーヒーなんです。
そして、そうした「世界や社会にとってもWell(よい)」な素材を使用した食べ物・飲み物を「imperfect表参道」は、「ウェルフード&ドリンク」と呼びます。生活者の「おいしい」と生産者の「うれしい」を結びつけるウェルフードマーケット&カフェ。それが「imperfect表参道」です。
来店者参加型のソーシャルアクション「Do well by doing good.活動」
「imperfect表参道」では、世界の食と農を取り巻く社会課題を、多くの人と一緒に考えていくために、店頭にて「Do well by doing good.活動」を展開します。店内で提供するフード&ドリンクの原産国が抱えているさまざまな課題。その課題解決に向けた「環境」「教育」「平等」という3つのテーマのプロジェクトをパネルで紹介し、来店者に賛同を呼びかけます。
来店者は、会計時に渡されるチップを、3つのプロジェクトのボックスいずれかに投票。一定枚数のチップが集まったプロジェクトから実施されていきます。チップは1回の会計ごとに1枚なので、お店で買い物をするたびにプロジェクトに投票できるという、まさに、あなたの「おいしい」を、だれかの「うれしい」につなげていくソーシャルアクション。
誰もが気軽に、世界と社会をよくする活動に参加できる、ウェルフードマーケット&カフェ「imperfect表参道」は、2019年7月4日11:00オープンです!
■「imperfect表参道」ストアインフォメーション
所 在 地:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ同潤館1F
営業時間:11:00-21:00(日曜日のみ20:00閉店)
いいことをして、この世界をよくしていこう。~ DOWELL(ドゥーウェル)~
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