今年の夏も日本は記録的な大雨に見舞われ、被害は広範囲に及んでいます。そこで思い出されるのは、去年の12月にスペインのマドリードで開催されたCOP25で、ドイツの環境NGO”ジャーマンウオッチ”が発表した「グローバル気候リスク指数2020」(※注1)。この、2018年に世界で最も気候変動によって被害を受けた国のランキングによれば、トップに立ったのが日本。この年、日本は夏の猛暑や豪雨、そして台風に見舞われたためランキングが高くなったようです。2位はフィリピンで、台風の被害によるもの。そして3位はドイツ。ドイツは極度の夏の暑さのため多くの方が亡くなり、また農作物への被害も大きかったようです。
(※注1)極端な異常気象によって各国が受けた人的被害と経済への被害をもとに算出された指数