DOWELL編集部: ”Do well by doing good.活動”も、今回の投票のように消費者だけを対象にしたものではなく、企業が参加できる仕組みにもなっています。
浦野さん: 日本では、企業だけの論理でサステナブルな活動を続けてもなかなか根付いていかないと思います。ですから、消費者の皆様と企業が一緒に取り組むことが大切だと思っています。今回、日本を代表する菓子メーカーである株式会社 明治様は、Do well by doing good.活動に共感され、苗を1,000本ご提供くださいました。
また、明治様に加え、UCC上島珈琲株式会社様とわれわれimperfect株式会社の3社がコラボレーションして「imperfect表参道」で実施したコーヒーとチョコレートのイベントには、多くのお客様にご参加いただきました。
明治様、UCC様は、どちらも生産地の森林保全に取り組まれていますが、明治様は森の再生、UCC様は森を守るというように両社のアプローチは違います。しかしこれからも森を守っていきたいという想いは同じです。
このように、企業の皆様の想いをつなぎ、消費者の皆様にもそれをお伝えしながらビジネスを広げていくお手伝いにも、Do well by doing good.活動は貢献できると考えています。
DOWELL編集部: 最後に、これからのDo well by doing good.活動への思いを聞かせてください。
浦野さん: Do well by doing good.活動は、消費者の皆様だけ、あるいは企業だけで成立するものではありません。これからもこの活動への共感の輪を広げ、消費者と企業の皆様とともにサステナブル活動とビジネスが両立する社会の実現に貢献していきたいと思います。