ここ数年、日本でも、ドイツのクリスマスマーケットや、クリスマス菓子のシュトレンが人気ですね。日本のクリスマスというとパーティーのような賑やかなイメージがありました。それが最近、伝統的なシュトレンがこんなにも受け入れられ、とても嬉しく思うと同時に、みんなのクリスマスに対するイメージが少し変わってきたのかな〜と感じています。
ドイツのクリスマスも商業化されてしまっているのは事実です。ジングルベルが流れるデパートのイヴェント会場はフランクフルトにもあります。でも私が好きなドイツのクリスマスはそうではなく、日本で言えばお正月のような、伝統が残る祝日です。家族や大切な人と家庭の食卓を囲み、与えられた今に感謝をする、静かな時間を過ごす厳かな日なのです。