日本、そして世界が元気になる2021年を目指して(前編)/FANTASTICS from EXILE TRIBE 佐藤大樹さん×堀夏喜さん 【Cover Story】チェンジ!よりよい未来のためにできるコト
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日本、そして世界が元気になる2021年を目指して(前編)/FANTASTICS from EXILE TRIBE 佐藤大樹さん×堀夏喜さん

『FANTASTICS from EXILE TRIBE』の佐藤大樹(さとう・たいき)さんと堀夏喜(ほり・なつき)さんがレポーターをつとめる『DOWELL magazine』の企業訪問コーナー。こちらとコラボレーションしているテレビ番組が、CBCテレビ『チャント!』内の『ワクワク!カンパニー~Do well by doing good!~』です。佐藤さんと堀さんは、もちろんこの番組でもレポーターとして大活躍中! そこで今回は、年初にあたり、半年間活動してきた振り返りや、いろいろな会社を訪問した感想などを2人に自由に話してもらいました。いったいどんな会社が登場するのでしょう!?

初めは身構えたけど、現場に行ったら分かりやすかった

佐藤さん・堀さん: 『DOWELL magazine』読者の皆さん、新年あけましておめでとうございます! 今年も“Do well by doing good.活動 ”を広げていけるよう、2人でがんばっていきます。応援をよろしくお願いします!

堀さん: 大樹くんは『ワクワク!カンパニー~Do well by doing good!~』出演のお話が来たときのことを覚えてる? 僕の場合は、まずマネージャーから送られてきたお仕事の内容のメールを見て「サステナブル? SDGs? 何だろうこの言葉?」という感じだった。世界や地球が良くなることぐらいしか理解できなくて、それ以上はアタマに入ってこなかったのを覚えています。自分には相当ハードルが高くて、身構えていました。

大樹くんと2人でやらせてもらうと聞いて、いつもは頼りにしているリーダーだけど、この件に関しては期待できないだろうと思いました(苦笑)。僕と同じゼロから学ぶスタートであるはずなので、頼れないから自分でがんばるしかないな~と。

佐藤さん: 酷いなあ、と言いたいけど、否定できないですね(笑)。正直なところ僕もとても焦りました。17とか169とかの数字が、アタマの中をぐるぐる巡ってしまって……。「大丈夫か、自分!?」みたいな感覚でした。

テーマが大き過ぎて、とてもひとりじゃ抱えられないなと悩みましたが、苦楽をともにしてくれ、同じ気持ちを抱えて一緒の方向を見てくれるなっちゃんという存在は、本当に心強かったよ。

最初に番組の概要資料をもらって目を通した時、「なんでこんなに難しいお仕事、僕たちに回ってきたんだろう?」とびっくりしましたが、このせっかくいただいた機会を自分たちらしく全うしようと考えていました。

堀さん: 僕たちFANTASTICSの”知性ツートップ”だもんね!

佐藤さん: その通り!(笑) いろいろと心配はありましたが、実際に現場に行って取材をしてみたら、思ったより難しいことはありませんでした。

コーヒー、お菓子と身近な題材も多く、見てくれている若い人たちと同じ目線でリアクションすればいいんだというのが分かってきたら、少し肩の力が抜けた感覚がありました。

堀さん: お互い収録が終わると、結果をすぐにSNSで連絡して、こまめに情報共有もしていました。

 

どの収録も楽しくて、その雰囲気で発信できた

佐藤さん: 約半年間、たくさんの会社を訪問しましたが、チョコレート好きの僕としては、『明治』さんや『imperfect表参道』さんの訪問は楽しかった。カカオポット(カカオの実)に初めて触れる機会がありましたが、ラグビーボールくらいの大きさがあってびっくりしました。

なっちゃんはどんな会社が気になった? お菓子好きの僕としては、本当は『有楽製菓』さんはぜひ自分が行きたかった(笑)。現地でしか食べられないスペシャルな『ブラックサンダー』がとても気になって、試食できるなっちゃんがうらやましかった。確かコーンポタージュ味とか食べていたよね?

堀さん: さすがお菓子好きのリーダー! コーンポタージュ味は、最初はしっかりチョコ味でしたが、だんだんしょっぱい感じがしてきて、香りがコーンポタージュになっていく……。パッケージに「安心してください、おいしいですョ!」って書いてあるのは、その通りでした(笑)。

『有楽製菓』さんは、社員のバースデーにケーキを贈るんだよね。ブラックサンダーで多くの人を笑顔にしたいという会社だから、社員自身がまず笑顔にならないといけないと考えているというお話でした。いい制度だなあって思いました。

佐藤さん: テーマはけっこう難解だけど、確かにいつも現場は楽しいよね。クイズでボケたり、毎回“Do well by doing good.”の決めポーズを考えるのは大変だけど……。なっちゃんが僕の収録で印象に残っているのは、どの回?

堀さん: たくさんあって難しいですが、大樹くんのメイク顔がキュートだった『KOSE』さんが面白かった。

佐藤さん: バーチャルでメイクしたやつだね。われながら、なかなかの美人だとしっかり見惚れた(苦笑)。

『KOSE』さんの『雪肌精 SAVE the BLUE』というプロジェクトは、本当によく考えられていると思いました。僕が言うのも変ですが(笑)。

『雪肌精』には和漢植物という地球の自然の恵みが配合されていて、その恩返しとして青い地球を守るために役立とうというプロジェクトで、具体的には、多くの海の生き物が暮らす場所になっていたり、二酸化炭素の吸収もしてくれるサンゴを移植しています。それで『雪肌精』を買うと、その瓶の底の面積分のサンゴが植えられるというシステムで、すでに25メートルプールで29個分のサンゴが育っているようです。

堀さん: 素晴らしい着眼点ですよね。皆さん、『雪肌精』を購入する時は、できるだけ底面積の広い商品を買ってくださいね!(笑)。

でも苦労したこともあったかな。思い出すのは、フードロスがテーマだった温泉旅館『源氏香』さん。生まれて初めての食レポを担当させていただいて、旅館の夕食だから品数がとても多くて、お腹がパンパンになりました。

佐藤さん: そういう意味では、僕は初仕事で訪れた『MCアグリアライアンス』さん。世界中から食品原料を輸入している会社で、発酵させたカカオ豆を保管する倉庫に入れてもらったんだけど、強烈な発酵した豆の匂いが印象的でした。

どの収録でも、担当者の皆さんは、とても丁寧に説明してくれました。僕たちを通じてZ世代(1990年代中盤以降に生まれた世代)に、自分たちの取り組みを伝えたいという気持ちがヒシヒシと感じられました。

堀さん: そうですね。皆さん、僕たちにわかりやすい言葉で話してくるので、自分からも伝えやすくて本当にありがたかったです。

アーティストならではの活動でも貢献したい

堀さん: 昨年はコロナ禍でいろいろなことが止まってしまって、残念でした。今年はそれを払しょくするような1年にしたいですし、そのためにも、いいスタートを切りたい。LDHでも観客を入れたライブが再開予定です。2020年は良くも悪くもインスピレーションを受けてきたので、それを余すことなくエネルギーに変えて発信したいと考えています。

CBC創立70周年のイメージソングで、僕たちのコーナーのテーマソングにもなっている『Winding Road~未来へ~』の歌詞にあるような「未来に向かって力強く歩いて行こう」という気持ちは、サステナブルやSDGsなどにつながっていくと思います。僕たちはアーティストとして、楽曲を通しても、こうした活動の普及に貢献していきたいです。

佐藤さん: 同感です。いろいろな会社が実践しているのだから、僕たちでも何かできるんじゃないだろうか。ライブの会場にサステナブルに関するコーナーを設けたり、僕たち自身が直接発信したり……。新しい取り組みで社会を良くすることに貢献できたら、僕たちが半年間やってきた意味がさらに大きくなると思います。

そしてFANTASTICSをきっかけに、多くの方が“Do well by doing good. ”活動を知って、取り組んでもらえるようにしたいです。

堀さん: 実はそんな気持ちがさらに盛り上がるような曲を収録したEXILE TRIBEのマキシシングルが、本日、12月1日にリリースされました! タイトルは『RISING SUN TO THE WORLD』。テーマ曲のほかに、EXILE、三代目 J SOUL BROTHERS、そして僕たちJr.EXILE(GENERATIONS、THE RAMPAGE、FANTASTICS、BALLISTIK BOYZ )それぞれの楽曲を加えた4曲が収録されています。

佐藤さん: 東日本大震災の時に“日本を元気に”をテーマに製作された『RISING SUN』。今度はコロナ禍で辛い状況に陥ってしまったけれど、まずは日本のエンタテインメントを復活させて、日本を元気にしよう。そして“日本の元気で世界を元気に”という想いも込めたプロジェクトです。

前編ではテレビでレポートしてきた会社について2人の感想を聞いてきました。後編では、いよいよ『DOWELL magazine』で紹介した企業が登場します!

(後編)を読む>>>

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