コーヒー農家が安定したコーヒー栽培を続けるために プロジェクトテーマ-2【教育】トウモロコシでコーヒー農家の食卓を支えよう!
sponsored
このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
コーヒー農家が安定したコーヒー栽培を続けるために

この4月1日、「Do well by doing good.」活動で実行するプロジェクトをお客様に決めていただく「投票」のシーズン3がスタートしました!生産者の自立や環境保全につながるプロジェクトに簡単に参加できる「投票」は、「imperfect表参道」がオープンした2019年7月から始まり、同7月から2020年3月に投票が行われたシーズン1、2020年4月から先月2021年3月で投票を締め切ったシーズン2を経て、新しいテーマでシーズン3がスタートします。投票をきっかけに世界の生産現場に存在する社会課題を知り、知ることを通じて世界と社会がよくなる活動に少し参加できる。そんな投票に、皆さんもぜひ参加してみませんか?

「DOWELL magazine」は「あなたの行動で世界をよくする場づくりマガジン」。「Action」のカテゴリーでは、さまざまな社会課題を読者の皆さんに自分ごととしてとらえていただき、具体的にどのようなことができるかを提案していきます。

コーヒーのある日常は幸せ。だけど……

朝に、ランチに、ティータイムに、おもてなしに。いまや私たち日本人にとって欠かせない飲み物であるコーヒー。味や香りにこだわったり、好みの飲み方を追求して楽しんでいる人も多いと思います。しかし、コーヒーの生産農家への理解となると、どうでしょうか。幸せなひと時を提供してくれるコーヒーが、どのような場所で生産されているかということまでご存じの方は、あまり多くはないかもしれません。

コーヒー農家が抱える問題

世界第3位のシェアを誇るコーヒーの大生産国コロンビア。コーヒーの生産に適した環境として、年間降雨量が1500~2500mmであること、標高が900~2000mの山地であることなどが挙げられますが、コロンビアはそのような条件を満たした国のひとつです。それにもかかわらず、この地の小規模なコーヒー生産農園の多くが貧困を抜け出せずにいると言われているのです。

なぜなら小規模な農園では、その年の豆の収穫量や販売価格の変動が、家庭の収入の変動に直結してしまう傾向にあり、毎年続けて安定した収入を得ることが難しいからです。

収穫量が安定しない主な原因は気候変動です。ラニーニャ現象をはじめとした地球規模の気候変動の影響を受け、年により日照量や降雨量が変化し、安定したコーヒー豆の生産が困難になっています。

またコーヒーが栽培されている土地は、アンデス山脈の山奥にある急斜面が多く、農業の機械化が難しいため、収穫は主に手摘みで行われています。小規模な農園では家族で収穫を行うなど少人数で栽培・収穫を行うため、どうしても収穫量に限界があり、農園の拡大も容易ではありません。

このように、手間ひまをかけても満足のいく収入が得られない場合もあり、そのため、コカインなどの違法薬物の原料となる植物栽培に手を染める農家も存在しているようです。

そこで2008年に始まったのが、コロンビアの小規模農家を支援するための “Forest Ranger Families Program”です。

このプログラムを開始した2008年には、参加していた農家の約3割が、違法薬物の原料の栽培を行っていましたが、12年間の活動を経て、効率的なコーヒーの生産方法を学び収入を十分に得ることができるようになったことで、現在はその割合は1%未満にまで減少しています。その結果を踏まえ、同プログラムは次のステージに移行し、現在は農業教育や水洗・乾燥設備の設置等を通じて、安定したコーヒー生産とそれに伴う農家の安定した収入に焦点を当てたプログラムを実施しています。

トウモロコシを育てて、生産者の食卓を応援!

今回、新しいプロジェクトテーマ-2【教育】「トウモロコシでコーヒー農家の食卓を支えよう!」が目標にしているのは、万が一、コロンビアのコーヒー農家が、異常気象などが原因で収入が一時的に減少してしまうことがあっても、十分な食料を確保し、健康的な生活を維持できるための仕組み作りです。

具体的には、農家に対して、コロンビアの人々の主食であるトウモロコシを自給自足できるよう、トウモロコシの種を提供し、栽培や収穫方法の指導を行います。自分たちで主食を栽培することで、コーヒーによる収入が減ってしまった場合でもきちんと食事を摂れるようになります。それによって、コーヒー農家が安心してコーヒー生産に取り組めるようになることが目標です。

「imperfect表参道」での皆さんの投票は、コロンビアのコーヒー農家の食卓を支える第一歩になるのです。

imperfect表参道で商品を買うことが応援

日本初のウェルフードマーケット&カフェ「imperfect表参道」では、どなたでも簡単に、「Do well by doing good.活動」へ参加していただけます。

「imperfect表参道」にて1回のお会計につき1枚お渡しするチップを、imperfectが提案する、世界の「食」と「農」を取り巻く課題解決のための3つのプロジェクトの中から、ご自身が応援したいテーマに「投票」してください。投票期間内で得票数が一番多いプロジェクトから実行していきます。

商品の購買、そして投票というアクションで、世界をほんの少しずつでも変えていきましょう!

いいことをして、この世界をよくしていこう。~ DOWELL(ドゥーウェル)~
www.dowellmag.com

ethicaブランドスタジオ

このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
キャッサバ栽培を通じて「女性の平等」実現をサポート
sponsored 【 2021/4/1 】 Action
この4月1日、「Do well by doing good.」活動で実行するプロジェクトをお客様に決めていただく「投票」のシーズン3がスタートしました!生産者の自立や環境保全につながるプロジェクトに簡単に参加できる「投票」は、「imperfect表参道」がオープンした2019年7月から始まり、同7月から2020年3月に...
「不完全な」この世界。だから、いいことをして世界と社会をよくしていこう。
sponsored 【 2019/7/1 】 Action
DOWELLへのプロローグ 私たちの生きる世界は「不完全」です。 そして、そうであるからこそ、人は完璧や究極を求めます。   では、無農薬栽培が正義で、減薬栽培は悪なのでしょうか? 審査会で100点を取ったコーヒーはおいしくて、90点のコーヒーはまずいのでしょうか? 果汁100%は本物で、果汁99%はニセモノ...
コーヒー農家が安定したコーヒー栽培を続けるために
sponsored 【 2021/4/1 】 Action
この4月1日、「Do well by doing good.」活動で実行するプロジェクトをお客様に決めていただく「投票」のシーズン3がスタートしました!生産者の自立や環境保全につながるプロジェクトに簡単に参加できる「投票」は、「imperfect表参道」がオープンした2019年7月から始まり、同7月から2020年3月に...
プレスリリース
ご送付先
DOWELL編集部
(ethicaブランドスタジオ内)

TEL 03-3440-2440

FAX 03-6701-7607

Email dowell@transm.co.jp

次の記事

ワクワクしながら社会課題の解決に取り組んでいきたい(後編)/俳優・小関裕太さん、兵頭功海さん 【Cover Story】ひろがる「楽しい」ソーシャルアクション!
キャッサバ栽培を通じて「女性の平等」実現をサポート プロジェクトテーマ-3【平等】女性たちが平等に活躍できる社会を!

前の記事