DOWELL編集部: 三浦さんご自身は、当時どのようなセクションで働いていたのですか?
三浦さん: 大学の工学部を卒業してすぐに配属された「スポーツ工学研究所」です。
DOWELL編集部: 完全な“リケジョ”ですね(笑) 多彩な経歴の方が集まって、実に多様性のある組織だと思います。ちなみに三浦さんの現在の肩書は、「WOMEN’S CREATIVE STUDIOマネジャー」ですが、WOMEN’S CREATIVE STUDIOとはどのような組織なのでしょうか。
三浦さん: プロジェクトからの提案が事業化されることが決まった2020年1月に発足したセクションです。私はそれまではスポーツ工学研究所と兼務でしたが、正式に辞令が出て、こちらの部署に配属されました。
正直なところ、このスピード感でこの部署が誕生したのにはびっくりしました。プロジェクトチームで取り組んできたことを、ちゃんと会社が評価してくれたことはとても嬉しかったです。より会社のことが好きになりましたね(笑)。
もちろん私だけではなく、メンバー全員「やったー!」「やるぞー!」とモチベーションがあがり、昨年1月のスタートからの勢いのまま、現在も走り続けているという印象です。
DOWELL編集部: それはすばらしいですね。UNOHAは、これまで貴社にはなかった新規事業となりますが、はじめから、スポーツ絡みではないものを開発するという前提だったのですか?
三浦さん: いえ、そのように限定することはなく、プロジェクトでの市場調査や話し合いを積み重ねていくうちに膨らんでいった構想です。日々の生活の中で健康のために体を動かしたいというニーズが高まっていることがわかり、それを具現化する手段としてたどり着いたのがUNOHAだったのです。