「Do well by doing good.活動」投票のシーズン2で選ばれたテーマは“平等”
DOWELL編集部: そこで求められていたものが、まさに「Do well by doing good.活動」だったということですね。
芦田さん: その通りです。「Do well by doing good.活動」こそ、自分の思い描いてきたサステナビリティを体現していると思いました。チョコレートなどの購入者、すなわち生活者の“おいしい”が生産者の収益向上に繋がるだけでなく、生産者がさらに活躍できる機会を提供したり、我々が伝える消費の様子や思いが生産者の生き甲斐になり、その結果が、さらに「おいしい」に繋がっていく。
こうした“食のよいサイクル”がどんどん大きくなることで、生産者はもちろん、生活者もよりイキイキとなっていくのが理想ですね。
DOWELL編集部: 「Do well by doing good.活動」シーズン2の投票が2021年4月に終了しました。シーズン1と比較してどうでしたか?
芦田さん: その前に、まずはこの場をお借りして、投票に参加いただいた皆さんに改めて感謝の気持ちをお伝えしたいです。おかげ様でシーズン2の投票数は合計2万2639票となり、多くの方に参加いただくことができました。
シーズン1と比較した印象としては、2年目に入り「Do well by doing good.活動」をご存じで、さらに興味を持ってくださっているお客様が増え、新たに加わったプロジェクトにも注目していただけたように思います。
1年目は私たちも手探りでしたが、シーズン1の投票で選ばれた「コートジボワールでのシェードツリーの植樹」の実施報告を動画で見てくださった方や、『Dowell magazine』の読者からもたくさんの応援の声をいただき、2年目も自信を持って取り組むことができました。
また2年目は、百貨店や小売りの企業様からお声がけいただいて催事会場での出店を大幅に増やすことができたり、また弊社でもECサイトを開設し「imperfect表参道」の店舗以外でも投票に参加いただける場を設けるなど、一層の広がりに向けた動きを進めてきました。学生のお客様から、「学校で勉強した際にimperfectの取組み事例についても知り、来店したいと思っていた」といったお声をいただくこともありました。