2019年5月1日、日本の元号が平成から令和に変わりました。この新しい時代に「いいことをして、この世界をよくしていこう。」をコンセプトに、社会のサステナビリティーを考えていくウェブマガジンとして、7月1日「DOWELL」が創刊しました。
令和は、どんな時代になる?
改元に合わせて、さまざまなメディアが平成という時代を振り返るとともに、令和という新しい時代を予測しました。
それらの予測に共通するのは「新しい時代は、働き方や暮らし方、家族のあり方など、人々の価値観がさらに多様化していく」ということでした。
情報化とデジタル化が急速に進んだ平成という時代。そして、最後に見えた、世の中の行き詰まり。
終身雇用制度の終焉、年金制度への不安……誰もが目指す完璧な王道や正解パターンといったものは、これからどんどんなくなっていくのではないでしょうか。
つまり私たちは、個々人が自分で考え、自分で行動していかなければならない時代を迎えたと言えます。
だからこそ、個人の幸せと、社会全体のシステムの両方が成立するように、みんなで考えていく必要があります。
どんな時代になるか、ではなく、どんな時代にするか、をみんなで考えていかなければならない、それが令和という時代なのではないでしょうか。
令和を、どんな時代にする?
では、皆さんは、令和をどんな時代にしたいですか?
きっと誰もが、生まれてから死ぬまで、安心して楽しく暮らしたいと思っているはずです。
個人のライフワークも、企業の事業も、社会の制度も、近年サステナビリティ(持続可能性)が問われているのは、今日よりも明日が少しでもよくなることを誰もが望んでいるから。
物事がうまく回っていることを、英語で“Do well”と言います。
この令和の時代、新たに創刊した「DOWELL magazine」の名前の由来は、“Do well by doing good.”という英語の言葉から来ています。
”Do well by doing good.” いいことをして世界と社会をよくしていこう。
「DOWELL magazine」はこれから、「いいことをして、この世界をよくしていこう。」をコンセプトに、DOWELLなサイクルを生み出すための思考と行動を喚起していきます。
令和という時代を、そしてその後に続く時代を、どんな時代にするかを、皆さんと考えるために。(詳細はコンセプトのページもご覧ください。)
DOWELLを考える7つのカテゴリ
「DOWELL magazine」では、世界中のさまざまな社会課題の解決に向けた取り組みを紹介していきます。中でも、すべての人にとって身近な「食と農」の課題を重点的に取り上げます。記事は、大きくわけて、以下の7つのカテゴリに分類されます。
・FOOD……現代の「食と農」を取り巻く社会課題や、各国の食文化・農産業についての認識を深め、地球の未来の「食と農」について考えていくコンテンツを提供します。
・ACTION……さまざまな社会課題を読者のみなさんに自分ごととしてとらえていただき、具体的にどのようなことができるかを提案していきます。
・EVENT……日本初のウェルフード マーケット&カフェ「imperfect表参道」と連携し、社会課題の解決について学び話し合う場(コミュニティ)づくりのイベントを開催します。
・VOICE……インタビューや対談を中心に、ひとつの事象について多角的な考察を行います。
・Ethical on omotesando……流行の発信地である東京・表参道から、エシカルな活動やDo wellなブランド、プロダクトをご紹介します。
・Curated by ethica……姉妹誌であるwebマガジン「ethica」のバラエティに富んだコンテンツの中から、エシカルコンシャスな話題を幅広くお届けします。
・Information……「imperfect表参道」を運営するimperfec株式会社からのニュースリリースなどを中心に掲載します。
いいことをして、この世界をよくしていこう。~ DOWELL(ドゥーウェル)~
www.dowellmag.com